【2025.2/8】
【生前整理の具体的なエピソードを紹介します】
【皆さんは生前整理という言葉を聞いたことがありますか? ひと昔前なら、気を悪くされる方も多かったかもしれません。でも、時代が変わり「ミニマリスト」なんて言葉も生まれ、物を大切にするという概念に変化が訪れました。 物の少なかった時代、「捨てる事は悪」とされていましたが、今は「少ないもので豊かに暮らす」方が、「ものを大切にしていること」ととらえる方が増えてきました。 住宅事情、物の受け継ぎ方などが時代とともに変わっていったこともあるかもしれませんね。 最近、大きな家の生前整理をご依頼頂きました。 とても素敵なご家族で、理想的だったので紹介します。 ご依頼は、大きな屋敷の息子さんの奥さまでした。柔らかい雰囲気の方でしたが、しっかりご意見をお持ちの方でした。 そのお人柄のおかげで見積から作業まで終始一貫 大変スムーズに事が進みました。 その前に、スムーズに進まないのはなぜか、勝手に分析してみました。いくつか考えられる理由をあげてみます。 【生前整理でつまずくポイント】 ① めんどくさい 普段あまり意識していませんが、取捨選択という作業は、実はとても疲れる事なんです。「後で文句言われると嫌」、「後でいることがあるかも」など考えてしまうと、一つ一つの作業が大変疲れます。結局「まあいいや、また今度にしよう」が一番楽なんです。 ②心が痛い 「すごく欲しくて買ったんだったな」「高かったな」「あの人からもらったんだったな」考えちゃいますよね。 切り替え上手な人なら「また買えばいいや」「なんとかなる」って思えること。しかし、難しい方もみえます。特に高齢に差し掛かり 年々パワーがなくなり 失う事が多くなってくるころ。自らの手で更に過去の物を捨ててしまうのは、とても勇気のいる作業なのです。楽しかった頃を思い出す「もの」が、今の「元気がなくなってしまった自分」を補ってくれる気がするんですね。それらを捨てるのに心が痛む人 多いと思います。私もです。そういうネガティブな想いをしたくなくてつい後回しにしてしまいます。 ③体力がない 片付けをする前の片付けが出来ない 最後は、気力はあっても 上の物を取り出すことが出来ない、重いものを動かすことが出来ない、業者に頼みたくても そもそも頼むものを選別できるほど片付いていない、など物理的な問題です。 上記の様な理由から中々一歩を踏み出す勇気が出ません。みんな一緒です(笑) 今回、息子さんご家族が同居されることがきっかけだったようですが、上手く行ったポイントをあげてみようと思います。 ①まず、「めんどくさい」に関してですが、こちらは息子さんご夫婦 特に奥様が働き者だったこと(これは幸運)で半分クリア。そしてこれは見習いたいポイントですが、『お父様が邪魔をせず、とても協力的だったこと』この2点が良く作用しました。 実はこのこと、とても珍しい事なんです。普通は目の前で自分の物を「あれも捨てて、これも捨てて」と言われると悲しくなってしまいます。つい怒ったり泣いたりすねたりしてしまったり。。皆同じです。 しかし、働き者のお嫁さんは頑張って手に入れる事は難しいのですが、後者は少しの心掛けで皆出来る事ではないでしょうか? お父様は寂しそうにしてはいましたが「もう私の時代じゃない。これからは息子の時代だから」と何度かつぶやいてみえました。お嫁さんも、優しい方でしたが、この時は意を決してきっぱりと「私たちは使いません」と意思を伝えてみえました。お嫁さんがブレずに一線を引いたことで、お父様の決断も簡単になったと思います。 子世帯が片付けを手伝ってくれるのは大チャンスです。潔く切り替えて協力すれば、必ず清々しい気持ちになれると思います。 ②重要なのは『思い出』です。厳選して、少しだけ または小さくして(写真に撮って、物は手放す 等)手元に置くと良いと思います。 ③頼んだらすべて片付けてしまう業者ばかりではありません。物で溢れているリビングの、ソファーの後ろの開かずの押し入れの中を片付けたい。何が入っているか思い出せない。くすっと笑われた方は思い当たる節があるかもしれませんね。あるあるです。弊社では、そんな隙間サービスも行っております。良かったらお気軽にご相談ください。お客様にぴったりのプランを一緒に考えさせて頂きます。 長くなりましたが、これからの時代、大切なことだと思いますので書かせていただきました。 ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。 文責 明珍】
20025.1/25
業界の中でも、かなりこだわって分別に取り組んでいる訳
【弊社が分別にこだわっているわけ】
もともと社長のやまちゃんは、ジグソーパズルが大好きな少年でした。
細かい作業が好きで、全てが、きちんと しかるべきところに収まる気持ちよさが 好きなのですね。
それを、大人になった今、社会規模でやっているように見えます。勝手に分析してみました(笑)。
皆さんは、ご家庭で不要になり業者に頼んだ品がどのような道を経て、最終的にどうなるのか。気になったことはありませんか?
基本、法に則った方法で、分別して処分場に持って行き、その処分場が定めるやり方で処分します。これが最もコストが安く早い方法です。
しかし、実は、もったいないと思うものが非常に多くあります。その処分を頼まれたお客様にも「誰か使ってくださる方に差し上げて欲しい」と言われることも多いです。
そして、全市民が、日頃からお世話になっている渡刈クリーンセンターの職員さんにも「市民の皆さんが家庭から出すごみを20%減らしてくれたら処理場の寿命も延びるのに…」と伝えられたこともあります。
そこで、処分業を営んでいる私たちは、自分たちに出来る事を模索し始めました。
『徹底的に分別し、リサイクルできるものはすべてリサイクルする!』
・社長のやまちゃんは、分別に本気で取り組んでいます。もちろん、こだわればこだわるほど人件費はかさみます。
しかし、やまちゃんは自社の事だけ考えていてはダメだと思っています。大きく社会全体で考えれば、どちらが良いか一目瞭然です。
時に人件費が払えるかどうかギリギリの事もありますが、それでもこだわって続けていくつもりです。
『常にアンテナを張り、情報収集を行う』
・今のやり方だけではなく、出来るだけ環境にやさしい方法で処分している処理場を選んで、多少手間がかかっても分別して各処分場まで持っていきます。
他県にあり、持っていけない時は郵送したりもします。
『未使用、まだ使える品、だけどリサイクルショップで売れるほどではない品の譲渡、寄付』
・これはここ数年で取り組み始めた新しい事です。しかし、多くの方から感謝の言葉が届き、笑顔を頂き、何より嬉しいと思っております。
また、昨年はこの活動が認められ「SDGs豊田市認証制度」から「ブロンズ賞」を頂きました。
弊社社長のやまちゃんは、「ゴミをきちんと扱えば、資源に変わる。」ということを楽しんでいるのではないかと思います。
最近では、それらの取り組みから、感謝や笑顔を頂けることが増え、嬉しさも加わりました。
本当にいいお仕事をさせていただいていると思っております。
今日は、業者の裏側のお話でした。
マニアックな話でしたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。 文責 明珍
2025.1
【遺品整理って実際どんなことをするの?】
さて、続きです。前回はハウツーでしたが、今回は心構え等についてお話します。
【遺品整理の内容について】
①まず、取っておく物と、処分、手放す物に分ける。
最も時間と労力を費やす作業が不用品の処分です。そして処分と言っても色々あるのです。
「買取してもらいたいもの」
沢山ある時は、リサイクルショップさんが回収に来てくれます。
今の時代、ご自身でネット販売もいいかもしれません。
大切な家族が使っていた物、誰かが使ってくれると嬉しいですよね。
また、一人暮らし支援などの取り組みを行っている団体に託すのも良いと思います!
(と さりげなくアピールしてしまいました。弊社は福祉施設などと連携して、必要な所に、譲渡 寄付など行っております!)
「粗大ごみとして回収してもらうもの」
数点でしたら、元気な家族にお願いするのも良いでしょう。
しかし、たくさんある時は、プロにお任せする事をお勧めします。一般廃棄物収集運搬許可のある業者を選びましょう。
例えば豊田市では、市役所の清掃課などで紹介してくれます。
残りは「普通ごみとして捨てるもの」に分けて処分します。
②様々な手続きに必要な書類をまとめておく。
〈書類〉
銀行の通帳、キャッシュカード、証券、預金証書、生命保険の契約書、年金手続きに必要な書類 、戸籍謄本、所有している不動産関係の書類、所有している自動車関係の書類
〈個人情報〉
遺言書、エンディングノート、パスポート、運転免許証、医療関連の書類、メールアカウントやSNSアカウントの情報
〈様々な手続きに必要な情報〉
光熱費、利用していた月額サービスなどの解約に必要な情報
〈レンタル品の返却など〉
福祉器具関連や、ケーブルテレビのレンタル機器、各種通信のルーターなど。
③形見分け。
故人が残した財産は、遺言書による指定などが特にない場合は相続人が話し合って相続を決めます。
こちらは嬉しいイベントです。仲良く取り合いのけんかをしながら、また想い出話に花を咲かせながら、お互い思いやりを持ち合いながら、皆さんで出来るといいですね。
私にも宝物がいくつかあります。分け合った時間も思い出になります。
弊社も今まで多くの遺品整理作業を行ってきた実績があります。また、実際自身の大切な人を見送り、遺品整理を行ってきた遺品整理士もおります。
まずはお気軽にお問い合わせください。話がまとまっていなくても大丈夫です。
一人で抱え込まずにご相談くださいね。
【業者を上手に使いましょう!】
誰もが慣れているわけではありません。ただでさえ悲しみの中にいて、初めての事ばかり。全部自分でやろうと思うと目が回ってしまいます。
予算、期日など色々な問題があると思いますが、まずは専門家に相談してみましょう。
「おすすめの業者を選ぶポイント5選」
①ワンストップで相談から処分まで対応できること。
②遺品整理をしたい自治体の一般廃棄物収集運搬業の許可のある会社。遺品整理士のいる会社。
③ご家族の意思に寄り添い、大事にしたいことを尊重してくれる。
④やむなく手放さなくてはならない物をどうしたら良いか、相談できる。
⑤SNSやHPから、実績や雰囲気を見て決める。
自身の経験から、業者を選ぶポイントをあげてみましたが、良かったら参考にしてみて下さい。
2024.8.31
いざという時の為に知っておきたいこと
「遺品整理」という言葉を最近よく耳にするようになりました。
最近では時代の変化が速く、物の考え方、ライフスタイルは大きく変わりました。今では「伝承、継承を形に残すこと」よりも、残された家族の為に、生前から片付けを始める「生前整理」スタイルも定着しています。
何が正解かは、家族ごとに違います。色々な考え方を知り、しっかり話し合い、決めていくことこそが大切なのだと思います。
多くの人が直面するこの問題、今日は「遺品整理」に焦点を当てて、考え方を紹介したいと思います。参考になれば嬉しく思います。
二回に分けて紹介しますね。
【遺品整理をすると起きること】
①気持ちの整理ができる
しばらくは何も出来ない気持ちになる方も多いと思います。
しかし、何もしないといつまでも悲しみの中に沈んでしまうことになるかもしれません。
故人の身の回り品や思い出の品を処分整理し、作業に没頭する事で、悲しみをしばし忘れることが出来ます。
時には思わぬ物が出てきて、笑ってしまうことも。そうやって少しずつ気持ちの整理ができていくこともあります。
②思い出を良い形で残すことが出来る
故人の物は、もう二度と手に入らないものです。もらった手紙、ただの落書き、日常のスナップ写真なども綺麗にして飾ったり、整理してしまっておくことで、良い思い出として長く残しておくことができます。
以前のお客様の中に、病床のベットの中から出て来た落書きのようなラブレターが、とても立派な額に入れて飾っている方がみえました。とても素敵な思い出の残し方だと思いました。
③相続に関わる大切な書類などの整理
喪失感でとてもではなく元気の出ない時にもめごとは、出来るだけ避けたいものです。
遺言書があればよいのですが、無い場合、相続する財産の特定することが必要です。
相続する財産をすべて洗い出し、抜け漏れや誤りがないようにリスト化しておくと良いでしょう。
遺品整理をする際に相続財産になる通帳類や権利書などの書類を確保してまとめておきましょう。
やることがなんとなくつかめたところで、次回は実際の作業についてお話します。
2024.2.6
新生活を始める時、マイホームを手に入れた時、夢いっぱいでこれからの生活を思い...
新生活を始める時、マイホームを手に入れた時、夢いっぱいでこれからの生活を思い、お気に入り家具や家電をそろえた経験は、多くの人にあると思います。
しかし月日は流れ、たくさんの思い出を残しながら、それらは確実に、壊れたり古くなったりしていきます。小さかった家族も大きくなり、大好きだった家族とお別れする事もあります。
家族が増えたり減ったりして、はじめにそろえた家具家電は、段々合わなくなったりして不要になることが出てきます。
また、新しく必要になる家具家電を置くためのスペースが必要で、以前の物を処分しなくてはならない場面も出てくるでしょう。
そしてまた、時代も変わって来ました。
たくさん物を持つより、断捨離して身軽に生きよう!などの雑誌が良く売れ、片付け本も人気のようです。「シェアする」ということも、若い方はどんどん取り入れているようです。
ちょっと寂しい気もしますが、物が多すぎて掃除が大変、何がどこにあるかわからない、など、せっかくの自宅なのに、住みにくくては本末転倒です。
「どうにかしたい」「でも大変そう」「どこから手を付けていいかわからない」「大事なものばかりで捨てられない」など、多くの方に共通する悩みではないでしょうか?
家族で協力しあって処分場に持っていく、子世帯に頼んでみるなどの解決策がある方は大丈夫ですね。でも、頼む人がいない、忙しい、遠いなどの方は「不用品回収業者に頼む」のもお勧めです!
そこで気になる不用品回収業者選びのポイントをいくつかご紹介します!
良かったら参考にしてみてください。
① 【相見積もりを取りましょう】
「追加料金が発生する。口車に乗せられて、つい貴金属やブランドバックを見せてしまい、安値で持っていかれてしまった」などニュース等でよく聞く話です。悪質な業者に捕まらないために、複数社で相見積もりを取り、しっかり検討しましょう。
断りにくいから、と遠慮しなくて大丈夫です。相手はプロです。
はじめに「相見積もりを取るつもりです」と伝えると、その後選ばなかった方にも断りやすいですよ。
② 【自分の目で情報を選びましょう】
候補選びは、インターネットでホームページをしっかり見ることがお勧めです。また市役所のHPや、タウンページなどに載っている業者の中から選ぶと良いと思います。
③ 【つながりやすい】
申し込み方法は、人により、電話が良かったり、メールであったり、LINEが良かったりします。
ご自分にあった方法で柔軟に対応してくれる業者を選びましょう。
参考になりましたでしょうか?
ぜひ、すまいるサポートも選択肢の一つに入れてくださいね♪
お客様の様々なご相談、お待ちしております!